11日の朝日・毎日・読売などの全国紙は興味深い。
「読売」は1面に中曽根元総理のインタビューを掲載し、その見出しは「情のある資本主義」。「毎日」は論説委員が「尊敬される資本主義」を唱える。朝日は、1面の「ルポ」の見出しが「解雇、私は共産党へ」・・・。
小泉内閣が強引に進めた「規制緩和一辺倒=市場原理主義」は弱肉強食の「ルールなき資本主義」だと指摘してきた。そして、ヨーロッパの資本主義のように、環境・雇用など人間を大切にする「ルールある資本主義」への改革を主張している。
「情のある資本主義」「尊敬される資本主義」も同様の意味を見ることができる。
さらに、「派遣」問題で共産党が注目されるのは根拠がある。
トヨタ、キャノンなど世界のリーディングカンパニーと言われる大企業を名指しにして批判し、「内部留保を一部使えば、派遣は切る必要がない」とハッキリものを言っているからである。
民主党が小泉内閣当時、「規制緩和」を唱え、そのスピードを自民党と競っていたことは記憶に新しい。
さらに、民主党は大企業にはハッキリ言わない。大企業から企業献金を受け取り「大企業にものを言われる政党」だからである。
いま、大企業に「ものを言う政党」か、「ものを言われる政党か」・・そこが問われている野田と思う。



