15日の総務委員会で、今回の不景気は予想を超えたスピードだという声が出された。私も同感で、この「高速解雇」が今回の特徴なのである。
問題は、何故そうなっているのか、だ。よく「アメリカがくしゃみをしたら、日本が風邪をひく」と言われるが、この例えを使うと、日本が「風邪を直ぐひく体質」になっているのが一番の問題だろう。「生産は外需頼み」「金融は外資頼み」という日本経済の特徴が、アメリカ発の金融危機が一気に「高速解雇」に」至った最大の要因と言える。
私はそれだけではないと思う。今回の「不景気」は単なる東京発ではない。トヨタ・キャノンなど世界的に日本企業が、真っ先に「首切り」を強行し、しかもその工場のある地域が全国の農村地帯に広がっているのだから、「解雇の波」は一気に全国に広がっているのだ。
さらに、財界の強い要望で自民・民主の2大政党も賛成した「派遣法の改悪」によって、「高速首切り」が可能になったのも、「高速」の要因となっている。
今月末から3月末まで、さらに深刻な事態が起きる可能性は大である。事態の「高速」に負けない「機敏な対応」を求めるものである。



