新年に思うこと・・頑張れなんて励まさずに・・・

| | トラックバック(0)

初日の出.JPG 年末年始、東京の派遣村の話が胸を痛めつけてくる。
 岡山でも年末には国のハローワークや県の「わかもの就職支援センター」に多
くの人が押し寄せ、ボランティアの配食活動に多くの人が命をつないだ。

 「ただ生きたいだけなんです」「希望があれば一歩前へ進めるのに」・・彼らの叫びに政治も行政も動き出した。
 岡山県も含めて派遣労働者が労働組合を結成し、「生まれて始めての団交」を
始めた。昨年は労働者の反撃が始まった年といえる。
 
 空前の「蟹工船ブーム」と言われるなか、「多喜二の党・日本共産党」への関心と期待が広がっているのを肌で感じる。同時に、その責任の重さも痛感せざるをえない。

 それにしても、若者たちは、「蟹工船」をどう読んだのだろうか。それは「現代の多喜二」にも期待を表明している。

 白樺文学館「多喜二ライブラリー」発行の「私たちはいかに『蟹工船』を読んだか」のなかで、山口さなえさんという25歳の女性はこう記している。

「もし小林多喜二が今を生きるとしたら、私たちが働いている職場にやってきて『ガンバレ』なんて励まさずに朝まで話を聞いてくれた後、『蟹工船』の最後を締めくくった言葉のように『やはり労働者は立ち上がった・・もう一度』と書き付けるのではないか」

 過去も現在も多喜二には到底及ばないにしても、年数だけは多喜二の倍以上生きた者として、今年も「格差と貧困の解消」を最大のテーマに歩んで行きたいと
思う。
(写真は西大寺の久々井から見た初日の出)



トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 新年に思うこと・・頑張れなんて励まさずに・・・

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://m-cast.jp/mt/mt-tb.cgi/216

このブログ記事について

このページは、takedaが2009年1月 4日 11:56に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ネット関係の引越しのお知らせ」です。

次のブログ記事は「寒気の中、威勢のよいせりの声が・・中央卸売市場の初せり」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。