映画「蟹工船」を観て

|

  蟹工船_1_1_1_1.jpgシネマクレールで上映されている「蟹工船」を観た。「軽い」と批判する人もいるようだが、私はそうは思わない。

 

 「蟹工船」の現場は、戦前のそれだが、若者たちの会話は、私が最近聞いた派遣切り労働者の会話そのものである。自己肯定観と自尊心を踏みにじられ、「物扱い」に慣れ切った現代の若者の会話である。

 

 そこから這い上がろうとした彼らの「リーダー」(松田龍平)が射殺される・・・その死を乗り越えて、再度立ち上がる彼ら・・・画面いっぱいに多喜二の熱い息吹が伝わって来る。

 

 最近出版された「私たちはいかに『蟹工船』を読んだか」の中に、25歳の女性はこう書いている・・「もし小林多喜二が今を生きるとしたら、私たちが働いている職場にやってきて「ガンバレ」なんて励まさず朝まで話を聞いてくれた後、『蟹工船』の最後を締めくくった言葉のように、やはり『彼らは立ち上がった・・・・もう一度!』と書き付けるのではないか」

 

 若い世代に見て欲しい映画だと思う。シネマクレールにて25日まで。

このブログ記事について

このページは、takedaが2009年9月20日 23:41に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「県議会報告 その4 どうした県議会・民主党」です。

次のブログ記事は「活かせ憲法!守れ9条!岡山のつどい」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。