2010年1月アーカイブ

わが党と森林組合との交流と共同が広がっていることは、以前にも触れた。昨年末の全国森林組合大会に志位委員長が来賓として始めて案内を受けて、挨拶。年頭のわが党大会には、森林組合から気持ちのこもったメッセージが寄せられた。

 

 昨年末に県の森林組合を訪問させていただいたのをきっかけに、先日は新見市森林組合を新見の橋本市議と一緒に伺った。

 丁寧に対応してくださった中島組合長に対し、わが党の第25回大会で、林業振興を「地域経済と低炭素社会実現に不可欠な課題として国政に位置づけた」ことを報告すると「それはありがたい」とのこと。その後、県政での取り組みも含めてザックバランな意見交換が続いた。

 

 中島会長は地元の自民党県議の後援会の会長を努めておられる方。党派を超えて日本の林業と国のあり方に関して勉強させていただいたことは、実にありがたいことである。これから始まる国会・県議会での予算議論に生かしていきたいと思っている。 IMG_0360_1_2_1.jpg


民主党政権の「ダム見直し」方針の関係で、岡山県で対象になるのが新見市の大谷川ダム計画である。新見市哲西町矢田に計画されている大谷川ダムは、治水面と同時に、地域の渇水対策で計画されたものである。

 

 ご存知のようにダム問題は、私にとって苫田ダムなどライフワークを自負する課題である。その関係でこの間、「ダムの無い治水・利水」などを議論してきた。

 同時に、大切なことは、「ゼロか百か」の議論ではなく、個々のケースで「治水・利水・環境」などをキチンと議論する必要を痛感している。八つ場ダム問題も、もちろん「建設反対」のスタンスなのだが、民主党の唐突な手法に対して、私は異論をもっている。

 

 さて、こうした立場から、「まず現場を見てから」と、新見市哲西町に予定されている大谷川ダム事業の現地を訪ね、その後、新見市の水道事業の担当者の説明を受けた。

 

 現地は、県南では考えられない渇水地域であることは確かで、老人施設の給水にも事欠き、さらに火事の際には水不足が生じることも説明を受けた。

 

 民主党政権の予算の中で、岡山県に影響するシンボリックな事業だけに、現地調査の結果を踏まえてキチンと議論していきたいと思った次第である。

(写真は大谷川ダムの予定地) 大谷川ダム予定地.jpg

128日、垣内雄一参議院候補、瀬戸内市の島津・厚東両市議と一緒にハンセン病療養所長島愛生園の自治会を訪れて、役員の方々と懇談した。

 

 新年の挨拶を兼ねてだが、今回はそれだけではなく、職員体制など緊急な課題の調査があった。

 実は、昨年1216日にわが党国会議員団が厚生労働省にいくつかの重要な申し入れを行っている。その「申し入れ」を持参し、現地の状況を聞かせていただいた。

 

 問題は、厚労省の「定員削減計画」によって、職員が減らされ、医療や介護に由々しき事態が生じていることである。食事や入浴といった人間として当然のことさえ、取り返しのつかない事態を生む可能性があるのだ。

 

 私は、日本共産党国会議員団が「定数削減計画からハンセン施設を除外し、必要な職員を確保すること」を紹介し、国に改善を求める大きな声を共同で上げることを約束した。

 

 2月議会の予算議論の中で、県にもその声を上げてもらうよう求めていきたいと思っている。 愛生.jpg


新春の映画館通い

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新年なっても深夜の映画館通いは怠りなく続いている。

 

 政府権力の弾圧に抗してイギリスの海上からロックのラジオ放送を続ける「パイレーツロック」、市川崑監督の未発表作品で私の大好きな山本周五郎原作の「その木戸を通って」、マイケル・ムーア監督の話題作「キャピタリズム、マネーは踊る」、男性として反省の念に襲われる「今度は愛妻家」・・・。

 

 もちろんこれらの映画もすぐDVDとなり、自宅で観ることも可能になるだろう。しかし、映画はやはり映画館で観るものだと思う。その迫力は「世界の亀山モデルのテレビ画面」でも到底及ばない。

 

 これからも「おとうと」など話題作の上映が続く。名作を上映してがんばっているシネマクレールの応援を含めて、今年も私の映画館通いは続く。


来年度予算の焦点の一つは「私学助成」であることは確かである。民主党政権の目玉である「高校無償化」に係わる問題だからである。

 

 県の予算要求を見て、県の関係部局の労を多とするものだが、同時にハッキリさせておきたいことは、私学関係者の要求の基本についてである。それは、「私学のあり方」にも係わる基本問題が含まれているからだ。

 

 それは、一つは、国として「高校無償化」の立場から、「公私格差」をめざして、「少なくとも公立の2~3倍の授業料支援を行うこと、二つは、県として、一定所得以下の層に対して「月納金無料」を実現する学費減免を措置すること・・・・・・こうして、「高校無償化」の実現が、「公私の格差是正」にもつながる措置を取ることが求められている。

 

 財源問題など困難が多いことは承知の上で、「高校無償化」が新たな公私格差を生むことの無いようにしてほしいものである。もちろんこれは県の姿勢に関わるとともに、国の責任に関する問題であることもはっきりさせておきたい。

(写真は昨年の私学助成パレード) 私学_ いのしし日記.JPG

名護市長選挙の結果は、米軍基地問題での沖縄県民の意思は明確に示された。それに対するアメリカ政府の「方針変更なし」のコメントも冷たいものだが、鳩山政権の平野官房長官の「地元の意向無視」のコメントはそれ以上に常軌を逸するものである。

 

 実は今回の党大会では沖縄の米軍基地問題と安保条約問題が深く議論されたのが特徴だった。

 オバマ大統領は、昨年11月の日米首脳会談で「日米関係は対等なパートナー」と述べた。しかし、現実は全く逆で、深い従属的な関係が横たわっている。

在日米軍を構成するのは、海兵隊遠征軍、遠征打撃群、航空宇宙軍など日本防とは無関係の「世界的な殴りこみ部隊」である。この2月日本原演習場で行われる日米合同演習も沖縄のこの部隊がやってくるのである。

 さらに在日米軍による事件・事故・犯罪・住民生活への被害は国際的にも類を見ない異常さである。

 

 いまから150年もさかのぼる1864年のアメリカで民衆の支持を得て再選されたリンカーンはマルクスの祝辞への礼状のなかで「合衆国は全ての国に対して厳格に公正な関係を打ち立てることで世界中の尊敬を集める」と表明している。

 

 党大会では志位委員長のなで、オバマ大統領に「対等なパートナーというならば、この日米の現実を是正してこそ、アメリカは世界中の尊敬を集めることができる」とメッセージを送った次第である。

(写真は大会会場で沖縄県名護市長選挙の募金を渡す場面) 沖縄.jpg


22日の総務委員会で、10年度予算の議論が始まった。私は、「交付税」「私学助成」「過誤納還付金」「地デジ対応」「中山間地の交通対策」などを質問した。

 

 「私学助成」などの報告は後日に譲るとして、私に言わせると今回の予算要求書をみての一番感動したことは、「チボリ予算ゼロ」という点である。

 19年前の県議初質問が「チボリ」問題だっただけに、「チボリ予算ゼロ」の予算書は感慨深いものがある。

 

 チボリジャパン最後の社長である坂口氏が「チボリ事業はそもそも始めてよかった事業なのかどうか」の疑問を発せられているのを聞いたことがある。氏はまた、県主導で始まったチボリ事業の最後にあたり、知事があくまで「解散という県の判断」を示さなかったことにも疑義を表明しておられたことがある。

 

 私は、坂口社長とは立場が全く正反対だが、以上の2点の指摘には私も同感である。チボリ事業は「予算ゼロ」になったが、県政運営の問題点は残っていることは間違いない。昨年12月議会で取り上げた「開業前費用」問題もある。

 

 私のライフワークの一つである「公共性」問題の立場から、今後も議論をしていきたいと思っている。


「地域主権を推進するなか、新しい時代の国の出先機関は与党の地方組織であるべき」・・・雑誌「おかやま財界」120日号に掲載された民主党津村啓介氏のインタビューの中の一文である。興味のある方は本文を見てほしいが、前後の文脈から行って、誤解の余地のない一文である。

 

 この「国の出先機関は与党の地方組織」論からいくと、「陳情一元化」論は一貫していて正しいことになる。しかし、それは彼と民主党の中での特異な理屈であって、およそ民主主義の常識ではない。

 

 津村氏の民主主義の理解度について疑問を抱いている人は少なくないのだが、まさかここまでとは思ってもみなかった。ことは、「行政機関の不偏不党性」とか「日本の複数政党制」という初歩的なことなのである。

 

 私は彼のインタビューを繰り返し読んだ。そして想像してみた。この先にある彼の「国」はどんな「国のかたち」をしているのだろうか・・。

 

 読者の方々も、もう一度読んで想像してほしい・・・

「地域主権を推進するなか、新しい時代の国の出先機関は与党の地方組織であるべき。・・今年は陳情一元化ルールを徹底的に浸透させることが県連代表としての使命」(津村啓介、民主党岡山県連代表、内閣府政務官)

 

「ファッショという以外の何物でもない」と思うのは、私の想像力不足だろうか。


15日の県議会の各常任委員会に県当局から来年度(2010年度)の予算に関して、各部局からの要求が発表された。(私自身は党大会参加のために欠席をしていたので、現在資料に目を通す最中)

 

 国も地方も、民主党政権のもとでの最初の予算編成である。物議をかもした「陳情一元化」という「ルール」も問題だが、内容的にも「是々非々」の議論が必要だと思う。

 何よりも肝心なことは、「景気の二番底」が懸念されている中、雇用・景気の抜本対策が求められている予算編成である。

 

 さらに県政にとっては「財政構造改革」2年度の予算編成となる。しんどい議論はやむを得ない。

また、住宅供給公社の債権放棄、国庫補助金の不適正使用問題など問題も山積している。

 

 あくまで「県民の目線」でしっかりと議論していきたいと思っている。県議会本会議は222日から317日まで。今回の我が党の質問は、森脇・赤坂の両県議。私は、委員会での議論がメインとなる。乞うご期待。


会場.jpg 4日間の討論では、全国各地から相次いだ発言に私は、「時代と格闘する」ことの大切さを痛感させられた。

 

 まず、「いすず」や「シャープ」など大企業の中で派遣切りと戦う労働者や「職と住」を同時に失った派遣労働者への支援活動を献身的に進める共産党議員などの発言が相次いだ。これらが国会を動かして、「派遣法改正」の原動力になっている。

 

限界集落での活動が「のどかな農村で共産党倍増」とテレビで特集された党支部、農協などとの懇談を重ね、「農業問題では共産党と同じ考え」と共感を広げている農村の党支部・・志位委員長とJA全中との懇談は、こうした共同の広がりを反映したものといえる。

 

大阪の橋下知事に対して私学助成問題で果敢に大論争を挑んだ大阪の高校生、八ツ場ダム問題で揺れる街で「ダムには反対。同時に民主党の乱暴なやり方も問題」というスタンスで住民の声を集める元県議、それぞれ「時の人」としてマスコミでも取り上げられている。

 

普天間基地問題で「無条件国外移設」の声を代表して戦う沖縄の人々、沖縄と連帯して米軍基地問題に取り組む岩国、神奈川の仲間・・・それらは「改定50年を迎える安保」を政治の正面舞台に押し上げる力となっている。

 

これらはどれも現在の日本が抱える社会問題・政治問題に、正面から向き合って戦う人の発言である。

 これらの「戦い」は、昨年の総選挙で自民・公明政権を退陣に追い込んだ国民のパワーの魁(さきがけ)ともいえるものだと思うと、熱くこみ上げてくるものを禁じることが出来なかった。

(写真は「休憩時間の大会会場」http://takeda.m-cast.jp/index.html)


  banachan.jpg13日水曜日、岡山始発の新幹線に乗車し、党大会へ出発。途中、京都と名古屋の間に大雪が積っていたが無事通過し、熱海へ。相模湾を展望する伊豆半島の山頂に共産党が独自で築いた「学習会館」がある。1000人以上が収容可能な体育館を会場いっぱいにして、4日間みっちりの会議である。

 これまで何回か参加したことがある大会だが、今回は異例づくしのことが多い。マスコミの報道にも「柔軟路線」「経済界、JAの参加」「元漫才師が候補者に」などの見出しが目立っている。

 

 異例づくしの第1は、来賓・メッセージの顔ぶれである。

「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)」代表として「経済同友会の終身幹事」である品川正治代表世話人が挨拶。財界人の挨拶は始めてである。さらに、JA全中の専務が、会長のメッセージを携えて来賓のあいさつ。「我々の考えと共産党の考えは一致」とエールを送ってくださった。森林組合も、丁寧にメッセージを寄せてくださっている。どちらも初めてのことである。

 

 異例尽くしの二つ目は、外国大使館の高官が19の国々から参加したことである。我が党の「野党外交」の到達である。他党ではこんな光景は見受けられない。

 

 三つ目は、全国各地からの発言には涙と笑いの連続だったこと。福岡の「派遣労働者の夜回り市議」の報告は会場全体の涙を誘い、大阪の参議院選挙区候補は元松竹芸能の漫才師の経験を持ち、その「しゃべくり」で会場を抱腹絶倒の渦に巻き込んだ。

 

 折りしも民主党大会のあの不始末と比べて、熱気に溢れた我が党の党大会・・その秘密も含めて次回から報告させていただきたい。乞うご期待。

(なお、大阪の参議院選挙区候補・清水忠史さんの漫画カットを「いのしし日記」に掲載中.彼はこの出で立ちで壇上から報告。一度ご覧いただきたい。http://takeda.m-cast.jp/index.html)


 明日13日から16日まで熱海市伊豆で開催される第25回党大会に参加するため、岡山を離れます。15日の総務委員会も党務出張のため欠席させていただきます。

 

 民主党政権という新しい情勢のもとで、国民に対して日本共産党がどういう役割を果たしていくのか・・4日間の熱気溢れる議論が楽しみです。

 

 詳細は、この「いのしし日記」を通じて武田流で報告させていただきます。ご期待ください。


  吉井川の赤潮_1_1_1_1_1_1.jpg年末30日、吉井川の漁協の方から「吉井川の水が真っ黒です」との連絡があり、ただちに駆けつけた(実は、私の家の前が吉井川なのである)。

 永安橋の下の辺りの川面が真っ黒ではないか。年が明けて、県の水産課に連絡すると、早速調査してくれ、「分析の結果、クリプトモナス(プランクトンの一種)を優占種とする赤潮」と判明した。

 

昨年5月に吉井川が血を流したような赤に染まったことは「いのしし日記」で発信したが、実は毎年、冬場からプランクトンが異常発生している。そのために「真っ黒」になったり「真っ赤」になったりしているのだ。

県の発表の通り「有害でない」ことは確かなのだが、河川環境が悪化していることには間違いない。

 

この問題は、昨年12月の県議会本会議で取り上げ、国の河川事務所、県の環境と水産の担当部署、市の水質環境の担当部署が連絡体制を構築して、それぞれの対策を開始している。

 

これから5月に向けて、このネットワークを活かして、本格的な原因究明と、吉井川の環境浄化に向けての抜本的な対策を求めるものである。


特養_1_1.JPG 年末の新聞に「特別養護老人ホームの待機者42万人」という数字が発表され、ショックを呼んだ。

 岡山県の状況を担当課に聞くと、岡山県は「在宅の申し込み者が6770人」とのことで、その内「要介護度4・5」の重度の在宅待機者は1888人に上る。

 

 重度の在宅待機者だけでなく、軽度の方でも、若い人が共働きなどのために「在宅介護が困難」で「特養」待機の方も多い。

 

 もちろん我々は「施設介護」一辺倒の考えではなく、家族の介護での在宅介護の大切さは承知しているし、我が家自身、親の「在宅介護」の挑戦中である。

 

 しかし、様々な事情で「在宅介護が極めて困難」な家庭も多い。8日には県の担当課に対して、施設の増設とそのための国の財政措置の拡充を強く求めた次第である。


 「ベテラン知事に理解してもらう難しさを痛感している」・・石井知事の新年パーティでの民主党津村氏の「陳情一元化」問題での発言である。

要するに「古い悪癖が身についている人に、新しいことを理解してもらうのは難しい」と言っているのであり、「知事は頭を冷やして来い」と言った昨年の暴言同様の言い方である。

 

この発言を聞いて私は、逆に「日銀官僚出身の津村氏に民主主義のイロハを理解させる難しさ」を痛感した。

 

昨年から繰り返し強調しているように、ことの核心は「説明不足」とか「理解不足」とかの問題ではない。

「陳情一元化」問題は、憲法に基づく「国と地方の民主的関係」に政権党が強引に入り込んでよいのかと言う大原則に係わる問題であり、「政権与党一体化」論は、「三権分立による国会と政府」の関係を「政権党と政府の関係」に矮小化し、国会権能を低める大問題なのである。

 

江田参議院議長がこの問題で「自民党も霞ヶ関と一緒だったではないか」と自民党に反論したらしいが、これは江田議長らしからぬレベルの低い反論だと思う。

 

18日には国会も始まり、県では15日から予算議論が始める。その中で「陳情一元化」問題や「政権与党一体化」論も議論になることは必至である。

民主党には、「説明不足」「理解不足」「かつては自民党もしていた」といったレベルの低い議論ではなく、「国のあり方」の基本にたった議論を期待したいものである。


 15日の朝4時から岡山市中央卸売市場の初市が開催された。普段なら寝付く時間かもしれない頃に起きて、出向いた。寒気と眠気を吹き飛ばすせりの掛け声のあの威勢よさは格別で、これを抜きに新年はないと思っている。

 

 しかし、市場の現実はなかなか厳しいものがあり、昨年の取扱高は一昨年の9割台に落ち込んでいるとのこと。もちろん流通システムの変動にも原因があることは確かだが、やはり不景気が最大の要因だろう。

 

 「市場の活気は、街の活気」とは古今東西普遍の鉄則である。今年も卸売市場をしっかり応援していきたいと思っている。 初せり.jpg


  派遣村.jpg前号で報告した岡山市大供公園での年越し派遣村のデータがまとめられたので、ここでも報告しておきたい。

 

 派遣村を頼って「入村」した人は4日間の延べで236人、一日平均40人となる。支援に駆けつけたボランティアの数は324人、カンパは36万円となった。もちろん現金以外の野菜・果物などの現物支給は膨大なものになる。

 

 派遣村の仕事としては、食事やテント・フトンの提供だけでなく、弁護士、議員などの「相談コーナー」が大きな役割を果たした。相談内容は、宿泊シェルターの相談が10数件、生活保護申請が10件、弁護士さんへの法律相談(サラ金、夫婦間トラブルなど)30件から40件となる。

 

 画期的なことは、市役所が休日の場合でも、岡山市の対応によって生活保護の申請が受け付けられたことである。「役所の休み」ではなく、「市民の生活の実態」に合わせる・・・当たり前なことだが、行政としては画期的な出来事だった。

 

 派遣村は13日で閉村したが、問題はなんら解決したわけではなく、今日も様々な相談がそれぞれのところに寄せられている。政治の責任はこれから厳しく問われてくる。


仁比新春演説.jpg 14日の昼、岡山高島屋前で、今年最初の街頭演説会を開催した。参議院議員で比例代表候補の一人である仁比聡平氏を迎えての演説会である。

 

 仁比議員は、今年の日本共産党の仕事として、「二つの異常を正す」ことを指摘した。

「二つの異常」とは・・・

 

 その一つは、異常な対米従属の姿である。普天間基地問題がその典型だろう。住宅地に基地を建設することは、アメリカ国内では許されていない。ジュゴンが住む海に巨大建築物を作ることは、アメリカ国内では認められていない。

 アメリカ国内でアメリカ大統領が認めないことが、なぜ日本では自由自在に可能なのか・・そこに「異常さ」が見て取れる。

 

 もう一つは、大企業の「異常さ」である。この不景気で、労働者の雇用所得が落ち込んでいるなか、大企業はこの10年で内部留保を倍増している。これも異常だが、政治はそこにて手をつけないままであることがもっと異常である。

 

 参議院選挙に向けて「この二つの異常の是正」を掲げて頑張りたい。


元旦の新聞報道から

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 日ごろから新聞は「愛読」しているのだが、年の初めということもあり、元日の全国紙と地元の山陽新聞を丹念に読ませてもらった。それぞれ、意義深い新年企画が満載で、テレビ・インターネットの時代の中で、「さすが新聞、やはり活字」と感心させられた。

 

そこで各紙注目のものをワンフレーズだけ紹介する。

「毎日」の「財務省と歩む『脱官僚』」・・民主党の「脱官僚」の本質をえぐっている。日経は「『風雪』知らぬ宰相・・甘さと融通むげと」も鳩山政権の本質をえぐっている。

1面トップの見出しが「小沢氏から現金4億円」は「さすが事件の読売」である。「朝日」は全国版より、岡山版の「中年望遠鏡頑張る」が興味深い。

「山陽」は地方紙らしく「地域の文化を見直したい」がメイン。

 

全国紙に不満なのは「安保50年」の特集がないこと。普天間問題を抱え、安保の本質が問われる年だけに、「何で?」と疑問を抱かざるをえない。

また、「韓国への侵略・『併合』100年」の問題にも各紙とも沈黙をしたままである。

「龍馬伝」以降の「明治」がどんな時代だったのか、「坂の上の雲」の以降、日本が朝鮮半島で何をしてきたのか・・そのことを正面から見つめないで、「明治」の本質も、その後、大陸への戦争に突き進む日本も考えることは出来ないと私は思う。

 

「安保50年」「韓国への侵略・『併合』100年」・・ジャーナリスムがどう向き合うか・・期待したいものである。


元旦の「派遣村」

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  IMG_0327_1_1_1_1_1.jpg年末31日と新年の1日、岡山市市役所南の大供公園にある「年越し派遣村」を訪れた。

吹きすさぶ寒風をテントで覆いながら予想以上の多くの人が生活をしていた。俗に言う「ホームレス」の人だけではなく、この年末に職と住を失った人々も多く、「派遣村」の名前の意味の重たさを感じさせられる。

 

画期的なことは、労働組合によってこうした「派遣村」が出現したことだけではない。国の労働局や行政の尽力で、本来なら「公務」が「休み」の間でも、「生活保護」「住宅確保」「生活つなぎ資金」などの制度活用が可能になったことである。我が党の国会・地方議会での論議の成果でもある。

 

東京では、鳩山総理などが派遣村を訪れ、制度の不備をコメントしていた。昨年の麻生総理が出向くことさえしなかったこととの違いを考えると「政権交代」の意味の大切さをしみじみ感じざるを得ない。

同時に、石井知事や高谷市長が、岡山での派遣村の出現すら知っていないのではないかかと思うと、その「遅れ」に重たいものを感じたのが正直な気持ちである。

 

尚、派遣村の詳細なデータは、後日整理して報告したい。写真は、当事者の関係もあり、テントの写真のみにしていることもご理解いただきたい。


新年明けましておめでとうございます。「二番底」と言われる不景気と雇用悪化、新型と季節型両方のインフルエンザの蔓延や寒波襲来の中での年明けです。皆さんはいかが新年をお迎えでしょうか。

 

 私は、毎年の恒例行事で、大晦日の瀬戸内市北島の上寺山の餘慶寺と豊原北島神社への両詣りから始まり、地元金岡の宝琳寺で除夜の鐘を打たしてもらった後、西大寺の観音院への初詣で、そして西大寺久々井の山頂から小豆島に昇る初日の出、帰りに備前一宮・安仁神社への初詣で・・と結構慌しい元旦を過ごしました。

 

 新しい年も、この調子で駆け回り、その現場で見聞きしたこと、感じたことを「いのしし日記」で発信したいと考えています。

 

 本年もいっそうのご支援とご愛顧をよろしくお願いします。 10年初日の出.jpg


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