日ごろから新聞は「愛読」しているのだが、年の初めということもあり、元日の全国紙と地元の山陽新聞を丹念に読ませてもらった。それぞれ、意義深い新年企画が満載で、テレビ・インターネットの時代の中で、「さすが新聞、やはり活字」と感心させられた。
そこで各紙注目のものをワンフレーズだけ紹介する。
「毎日」の「財務省と歩む『脱官僚』」・・民主党の「脱官僚」の本質をえぐっている。日経は「『風雪』知らぬ宰相・・甘さと融通むげと」も鳩山政権の本質をえぐっている。
1面トップの見出しが「小沢氏から現金4億円」は「さすが事件の読売」である。「朝日」は全国版より、岡山版の「中年望遠鏡頑張る」が興味深い。
「山陽」は地方紙らしく「地域の文化を見直したい」がメイン。
全国紙に不満なのは「安保50年」の特集がないこと。普天間問題を抱え、安保の本質が問われる年だけに、「何で?」と疑問を抱かざるをえない。
また、「韓国への侵略・『併合』100年」の問題にも各紙とも沈黙をしたままである。
「龍馬伝」以降の「明治」がどんな時代だったのか、「坂の上の雲」の以降、日本が朝鮮半島で何をしてきたのか・・そのことを正面から見つめないで、「明治」の本質も、その後、大陸への戦争に突き進む日本も考えることは出来ないと私は思う。
「安保50年」「韓国への侵略・『併合』100年」・・ジャーナリスムがどう向き合うか・・期待したいものである。


