4月から始まる岡山県予算を議論する2月定例県議会が終わって10日が過ぎた。県議会での議論はその都度報告させていただいてきたが、最後に一言私見を述べておきたい。
それは民主党県議団についてである。
今議会は、民主党政権が誕生して初の予算議会だった。昨年夏の政権誕生以来、9月議会、12月議会と沈黙を続けてきた民主党県議団に対して、私は「本会議の場で民主党政権の大義を語れ」と要望してきた。
確かに、「子ども手当て」「高校無償化」などでは、自民党の野次にも負けず、その正当性を壇上から訴えていた。それ自体には一定の評価をしたい。
しかし、昨年来の「陳情一元化」や「箇所付け発表」問題では、一言も意見表明がなされなかったのは、残念でならない。事は、「国と地方のあり方」に関わる問題であり、何よりも県議会でこそ成否を議論すべき問題ではないのか。
また、民主党県議は「地域主権」を主張し、「誰かにお願いするのではなく、地域自らが決める」ことの大切さを訴えた。「官僚依存」への批判かもしれないが、それはこの間の「陳情一元化」や「箇所付け発表」問題の正当性の証しには全くなっていない。
それらは逆に、国と地方の正常なあり方を政権党が強権的に歪める以外の何物でもないことは、この間の事例が示しているではないか。
こうした私の民主党批判に対して、民主党関係者は「民主党は地方で力が無いから」と説明する。
しかし、私はそうは思わない。「力が無い」だけでなく、「掲げる旗」が無いのである。
以上、県政上重要な問題なので、あえて私見を述べさせていただいた。


