21日、ハンセン病市民学会in瀬戸内現地実行委員会の主催で、「ハンセン病問題を考える市民の集い」が、県立図書館で開催された。
第1部は、長島愛生園に入所されている方で三重県出身者の生活を描いた「三重テレビ製作番組・いのちの格差・・戦争に翻弄された病・ハンセン病」の視聴。
第2部は、ミニシンポで、テーマは、「ハンセン病療養所の現在と未来を考える」と題して、療養所の「将来構想」について議論された。
ハンセン病療養所の「将来構想」について、私も長島愛生園自治会との懇談を重ねてきているが、なかなか難しい問題だと思っている。
一部には、入所者の方々が、段々少なくなっていく中での、「跡地利用」のように考えている人もいる。「ハンセン病問題についての国の責任」を曖昧にする動きもある。
今日のシンポでも強調されていたように、長島の愛生園・光明園は、国の「差別と偏見の象徴」である。人権問題の視点抜きの議論は絶対にすべきでないと痛感した次第である。
同時に、広域的自治体としての「県の役割」も、この「将来構想」に大きな意味を持っていると痛感させられた。



