2010年4月アーカイブ

  沖縄 4月25日.jpg25日、沖縄で開催された県民集会は、地底を揺るがすような「うねり」を感じるほどだったという。38年前の祖国復帰闘争を知る私は、テレビや写真を見ながら当時のことを想起した。

 それは、米軍基地がもたらす害悪への怒りだけでなく、約束を破り続ける本土政府への不信と抗議が重なり合っており、それは「沸騰点」を越えている。

 

 これに対して民主党政権の対応は、これまでの自民党政権と同様「移設先探し」の枠内の対応に終始している。しかし、それは、時代が絶対主義的天皇制の時代に逆戻りしないかぎり、不可能といえる。

 

 そもそも沖縄の米軍基地は、島民の土地を米軍が国際法を蹂躙して強奪して建設されたものである。わが党は、国際法の正義にたちアメリカ政府と「国外への無条件撤去」を求め、その交渉の開始を政府に求めている。

一見不可能に見える選択肢だが、暗礁に乗り上げている日米交渉も、この原点に立ち返ってこそ光を見出すことが出来るのではないか。

 

志位委員長は21日、ジョン・V・ルース駐日米国大使との懇談の場で、このことを率直に提起した。これに対してルース大使は、「立場の違いはあっても、敬意をもってオープンなコミュニケーションを持つことが重要と考えています」と述べている。

 

ルース大使の「オープンなコミュニケーション」への評価は、アメリカ政府に対して「トラスト・ミー」(私を信じてくれ)しか繰り返さない鳩山総理への批判が含まれていると考えるのは、私の思いすぎでもないようである。


森林・林業の勉強をしたいと思い、最近、森林組合の方や林家の方の話を聞く機会を持っている。

 26日、真庭市の旧勝山町富原を訪れて、有名な富原林業を見せていただいた。そこは、新聞や雑誌で森林をテーマにした写真には必ずといってよいほど使われている杉・ヒノキの森である。

 しかも案内していただいたのは、真庭木材市売株式会社の井原敬典常務で、この方は、「日本の記録 林業人列伝」でも紹介されている「技の人」である。

 

 聞きかじりの生半可な知識で井原さんのことを紹介することは出来ないが、印象に残った言葉は「森林は人の手を加えてこそ」というフレーズだった。

 「森林は人の手を加えてこそ」・・それが「林業」という地域経済を支え、環境を保持する人間的営みにもなるのだろう。

 

 来月23日、県北津山市で、わが党は「森林・林業シンポ」を開催する予定。もちろん、井原さんにもパネリストとして登壇していただく。不勉強ながら私がコーディネーター役を務めることになり、いま猛勉強の最中である。 IMG_0496_1_1_1_1.jpg


日本共産党中央委員会は21日、「新卒者の就職難打開へ―社会への第一歩を応援する政治に いまこそ、国、自治体、教育者、そして企業と経済界が真摯な取り組みを」を発表した。

 さらに続いて22日には、「日本経済の『根幹』にふさわしく中小企業を本格的に支援する政治をすすめます―今こそ中小企業政策の転換に向けて幅広い共同を」を発表した。

 

 いずれも現在の深刻な雇用・景気問題の解決の道を示したもので、その対策の中で地方自治体が取り組むべき課題も示したものである。

 そこで、26日、県議団は垣内雄一参議院選挙区候補とともに岡山県産業労働部に対して、中央委員会の提言を示し、県としての取組の強化を求めた。

 

 岡山県でもこの春中学校を卒業しても未だ就職先が見つからない若者が330人もいるという深刻な事態である。

 県としても、こうした由々しき事態は「本人の責任」と片付けることは出来ないという認識を示し、就職未定者を雇用した会社への支援制度などの取組をしていることが出された。

 

 我が党としてもこの提言を活用して、多くの関係者と共同の輪を広げ、事態の打開を計っていきたいと思う。

(「提言」は「政策・見解」 雇用申し入れ_1_1.JPGに掲載)

  民主団体懇談会.jpg22日、日頃から協力・共同の関係にある労働組合や市民団体との「懇談会」を開催した。定例の県議会から県議会の間に、定期的に開催しているもので、今回は2月予算議会の報告と6月議会に向けての意見交換を目的にしたもの。

 

 2月議会については、チボリ予算がついにゼロになったこと、子どもの医療費が従来の就学前無料に加えて入院だけだが「小学校卒業」まで無料に拡大されたことなどを報告。さらに森脇・赤坂両県議から2月議会での本会議質問の報告がされた。

 

 6月議会に向けての課題では、学卒者の中で未だ就職が決まっていない若者への支援のこと、後期高齢者医療制度の廃止や介護保険の制度改革、障害児医療の1割負担制度の見直し、日本原自衛隊演習場での日米共同訓練、民主党の「地域主権」なるものの危険な本質、・・など各方面から県への要望が出された。

 

 県議団としては、こうした意見を踏まえて調査活動を行い、6月議会に向けての論戦の準備をする予定。

 ちなみに、6月議会は私が本会議質問に立つ。日程は610()午前1030分位から開始の予定。民主党政権が国民・県民の期待に背を向けている様々な問題を取り上げ、県としての姿勢を正す論戦に挑みたいと考えている。乞うご期待。


日本共産党の中国ブロックが主催して、「日本農業を考えるシンポジュウム」をこの29日に岡山市内で開催する。

鳩山政権の「コメの戸別所得補償」の問題点や日本農業・中国地方の農業の再生の方向などについて議論する。

 

パネリストは、日本共産党から中央委員会の農林・漁民局長の紙智子参議院議員、そして、生産者の代表として岡岡山市東区農業委員の岡崎三千男さん、消費者代表として広島の生活協同組合専務理事の横山弘成さん、そしてJA岡山中央会の農業振興部長の山本隆志さんの4人。

 

私たちの主催する集会にJA岡山中央会の役員の方に出席いただくのは始めてのこと。昨年の政権交代後、JAとして「自民党、民主党だけでなくどの政党とも全方位で対応する」と方針決定されたのが大きな要因となっている。

 

岡山の農業の再生に向けて、共同の輪がいっそう発展する契機にしたいと願っている。

 

 4月29日(木・祭日)午後2時~5時 岡山市石関町の総合福祉会館にて。入場無料。ふるってご参加を。


5月にニューヨークの国連本部で開催される「核兵器拡散防止条約(NPT)再検討会議」に向けて、日本から数千人の代表団が、「被爆国の心」を伝えるために参加する。岡山からも原水爆禁止岡山県協議会から29人が参加。被爆者会の方も数名参加される。

 

 17日、原水爆禁止岡山県協議会の代表の壮行会が開催されたので、激励に駆けつけた。20代の青年が4割を占める若い代表団である。

 

 実は、私も5年前のニューヨークに岡山県代表として参加したことがある。その際には、アメリカの国連大使が「アメリカの核兵器が世界の平和を守っている」との「核抑止力論」を声高に叫んでいた時期で、核戦争による人類破滅の「時計」の針がグングン進んでいた時だった。

 厳しかったが、その分緊張感に富んだ行動の日々だったのを覚えている。

 

 今回は、アメリカのオバマ大統領の核廃絶宣言を受けての1年間の世界の変化を踏まえての会議である。核兵器禁止・廃絶条約締結に向けて国際交渉を開始する大きな一歩を踏み出す会議になるよう期待するものである。 デモ②_1_1_1.JPG


県議会議員の定数議論の核心は、「政令市の県議定数」問題である。「全く不要」「半数でよい」などの活字が新聞の見出しに躍っている。

 

 いろいろ問い合わせもあるので、私の率直な見解を述べておきたいと思う。

 

 前提としてひとこと。

岡山市選出の県議は、県政全体のことを考える役割をもっている。岡山市だけの仕事をするために選ばれているのではない。

国会議員が、自分の選挙区ことだけでなく、国政全般を憂い、政令市の市議が、自分の「行政区」のことだけでなく、市政全体を正す役割を持っているのと同じである。

 

 その上で、「岡山市民の代表」という角度からの議論に移りたい。

 岡山市民が納めている個人県民税は約250億円で、倉敷市の14倍である。その最大の「納税市民」の目線で、岡山県全体の税金の使い方を厳しくチェックする役割を県議会は果たさなければならない。

 岡山市民が納めた県税が、かつてのチボリ事業や、直近の吉備高原住区の債権放棄のように今後も使われてもよいのか・・・。問われるのは県議の「質」であって「量」ではないのではないかと思う。

 

 政令市のもとで県の仕事の多くは、岡山市に移管されたことは確かである。しかし、ここ10年間に起きた平成10年、平成16年の台風災害で問題になったのは県管理の堤防、港湾、河川が多かった。岡山市民のいのちと安全に直結する仕事で県の責任は依然として大きい。

 

 もちろん、私も議員の数が多いほどよいとは考えていない。「政令市だから県議は不要」という議論でよいのかと言っているのである。

 

 他会派の議員の皆さんにも声をかけて「政令市における県議の役割」に関する議論を始めねば、と思っている次第である。

 


15日、新年度最初の総務委員会が開催された。部局の再編成で、「総合政策局」という県庁中枢部局から、総務委員会には馴染みの薄い「男女共同参画・青少年課」まで所管となる大所帯である。その分、やりがいがあると言える。

 

 その中で特に、「総合政策局」という県庁中枢部局がどういう役割を果たすのか・・そのあり方や動き方には注目をしており、西本局長が掲げる「スピード県庁」に関して、早速一言言わせていただいた。

 

 確かに「スピード」は行政にとって死活問題くらい重要なテーマである。最近の出来事で言えば、失業者のための「ワンストップサービス」、美作市の豪雨災害、新型インフルなど「スピード」が求められる課題は多い。

 

 しかし、かつての「小泉改革」はその「スピード」が問題になった。小泉総理は、人命を守る「信号」を取っ払って暴走することを「改革」と称し、「信号」を守ることを「守旧派」と呼んで攻撃した。最近の民主党の「事業仕分け」もその感がある。

 

 「スピード」は、小さいもの、遅いものを見落とすことが多い。しかし、そこに県民にとって大切なものがある可能性は大きい。

 

 新党「たちあがれ日本」の名称に、ある新聞は「たちどまれ日本」の呼びかけこそ必要、と書いた。なるほどと思う。

 また、ある新聞は「コラム」で、「学校とは、点から点の間の最も長い距離を教えるところ」という哲学者の言葉を紹介していた。学校から自宅まで、最も長い距離を探して帰る子どもは、どんなに冒険心の豊かな子どもになるだろうと思う。

 

 政策推進局にはぜひ「たちどまる」ことや「時間をかけること」も提案してほしいと思う。

 


 昨日13日、党本部で全国の都道府県議などが集合する会議があった。会議の目的は参議院選挙の勝利をめざす意思統一である。

 

 実はこれまで、参議院選挙区の場合、候補者を擁立しているにもかかわらず、「比例代表選挙での5議席確保」が絶対目標ということで、選挙区選挙の位置づけが低かったことは否めない事実である。「土俵の上に上がっていない」と表現する人もいる。

 

 しかし、今回の会議では、「定数2~3の17道府県選挙区すべてで本腰を入れて議席の獲得に挑戦する」、「岡山のような一人区でも議席を争う構えで積極果敢なとりくみをおこなう」ことを意思統一した。

 

 それは決して、選挙区選挙への関心が高く、その動向が比例代表選挙にも大きく影響する、といった理由だけではない。

 民主党政権が、国民の願う肝心要の問題で、期待と公約に背く裏切りを重ねるなか、民主・自民の二大政党に丸ごと国民の不信と批判が広がっている現在、選挙区選挙において、「わが党こそ」と旗を立てるのは政党として当然の責務だと思う。

それはまた、急速に広がる無党派層の「どうすれば政治が変わるのか」という思いに対し、わが党としての方向を示し、共同の輪を広げていく道でもあると確信している。

 

予想される参議院選挙の公示まで、あと70日。昨年の政権交代後、本格的に「政治の中身を変える」ことが問われる歴史的選挙である。


先日の「いのしし日記」の久米南町の記事に、町議会の「招集」を「召集」と間違って書いてしまった。

 

実はこれは極めて重要な間違いである。

「召」の字は「お召しになる」、すなわち命令の主体が天皇である場合にのみ用いる。「召集」とは、天皇国会議員に対し、国会へと集まるように命じることをいうのであり、国会は「召集」である。もちろんこれは憲法第7条の国事行為であり、「主権在民」「国会は国権の最高機関」という理念は明確である。

 

地方議会は、地域住民の代表たる首長によるもので、「召集」ではなく、「招集」である。

 

いつもの不注意な「パソコン誤字」だが、大事な問題なので、お詫びして訂正をさせていただく。


「在日米軍海兵隊」のホームページに、2月の日米共同訓練の模様が報道されている、いわゆる「従軍記者レポート」といったところか。

 

 米軍はこの「日米共同訓練」を「フォレスト・ライト」(森の光)と呼び、「寒い環境での経験や軍事行動に備える」うえで「有益」と位置づけている。

ホームページには、幾人もの米軍将校のコメントが掲載されている。ここでは気になる二つのコメントを紹介しておく。いずれも今回の日米共同訓練の目的を正直に語っている。

 

 まずは、アフガニスタンから6ヶ月の派遣を終え最近帰還したガノエ戦闘工兵伍長は「私たちがこちらで実施している訓練の多くは海兵隊員たちを戦闘にそなえるもの」と訓練の目的を語っている。

 「演習の間中、『イラク解放作戦』や『限りない自由作戦』に派遣されたことがある海兵隊員たちが、任務で未だ派遣されていない隊員たちに自分たちの知識を共有」という記事もある。

 

 戦闘工兵中隊のトラン中尉は「日米部隊は互いに学んだことを用いて一つの部隊として対象物を攻撃し、全体的な目標は必要時に連携する機能をさらに高める」として訓練の目標を語っている。

 

 これらの発言を見るだけで、今回の訓練の目的は、中近東などへの米軍の侵略行為に自衛隊が共同で参加するためのものであり、それは明白な「憲法違反の訓練」であることが明らかではないか。 IMG_0417_1_1_1_1.jpg


 4日投票で行われた久米南町議選挙において、わが党公認の2人の候補者が「定数89人立候補」という少数激戦を競り勝ち、2位・6位という好成績で当選を果たした。

 

 わざわざこのことを紹介するのは二つの意味がある。

一つは、久米南町は「平成の大合併」の嵐の中でも「合併しない」選択肢を町民自身が選んだ自治体である。様々な面で「小さくても光る町」である。

 

 もう一つは、定数82議席というのは、「議会召集権」を確保したということである。住民要求実現の上でこの意味は大きい。

 

 久米南町は民衆救済のために献身した法然上人、日本の労働運動と社会主義の創始者である片山潜の生誕の地である。

先週、選挙の応援に出向きながら、脈々と流れる進歩と革新の伝統に感じ入ったところである。


先日、日本共産党中央委員会が、「障害のある子どもたちの教育条件を改善するための緊急提案」を発表した。

 具体的な問題の解決の方向と併せて、大きな視野から、国連の「障害者権利条約」を批准し、障害のある子どもたちの教育条件の改善を国際的水準を踏まえてすすめる方向まで打ち出した提言である。

 

 岡山県では、知事部局、教育委員会の努力で特別支援学校の建設や、特別支援学級の増設が進められてきたが、障害児教育にかかわる父母や教職員の願いからは未だ程遠い到達であることは確かだ。

 

 我々としても、この「提言」を活かして、しっかりと議論していきたいと考えている。

(「提言」は「政策・見解」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html) 特別支援教育.JPG


ライオンと羊

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「3月はライオンのようにやってきて、羊のように去る」・・イギリスの諺らしいのだが、「ライオンは嵐」を、「羊は穏やかな陽気」を表すとのこと。

 

 日本的に言えば「三寒四温」というのだろうか。4月に入っても嵐のような寒波が岡山の地にも襲ってきたが、今日4日は、日昼には陽気につつまれた天気で、桜の名所は大勢の人で賑わっていた。

 

 私も高校の同窓会有志の「花見会」が岡山城本丸広場であり、少し顔を出した。もちろん同窓会ともなると「花より団子」で、話に花が咲くのは当然だが、岡山城をバックにした桜も見事だった。

 

 明日5日は「二十四節季」の一つ「万物発して清浄明潔」な「清明」・・・・・一気に春本番となる。 IMG_0457_1_1_1_1.jpg


  4月1日昼デモ.jpg4月1日は、後期高齢者医療制度導入から3年目を迎えた日である。全国各地で「ただちに廃止を」の集会とデモが行われ、岡山では、シンフォニービルから岡山駅までの昼休みデモが行われた。

 

 デモに先立つ集会の挨拶で、主催者が民主党政権の「公約違反」を3点にわたって指摘していた。

 その一つは、「廃止」の民意が明確であるにもかかわらず、廃止を先送りしたこと。

 二つ目は、国が財政措置をして保険料を引き上げないと約束したにもかかわらず、保険料が引き上げられること。

 そして最後に、「別枠医療」の年齢を75歳から65歳に引き下げる計画をもっていることと。

 

 3年目からは、約束違反の政権を正す運動の始まりだといえる。


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