岡山弁護士会が「憲法記念県民集会」として「脅かされる生存権・・・年間3万人が自殺する社会を考えるシンポジューム」を開催した。講師のジャーナリスト斉藤貴男氏の話を聞きたいという思いもあり、出かけた。
斉藤氏は綿密な取材を基にした著書「強いられる死・・自殺者3万人超の実相・・」が有名で、講演も凄く説得力があった。自営業者の自殺問題と消費税の因果関係などの話は、自殺の社会的背景を象徴する話だった。
講演の後のシンポで紹介されたデータでも、自殺の時期で多いのは、「3月」「月曜日」「月末・月初め」であること、最近で一番多かったのは2年前のリーマンショックだったことなどの特徴は、不況のもとでの経営の悪化が深刻に影響していることを示している。
集会の最後に、弁護士会の河村英紀会長が憲法13条の「幸福追求権」と25条の「生存権」の大切さを訴えられていたのが印象的だった。


