民主党の「三文字熟語」にはご用心を

|

民主党は昨年夏の総選挙で「脱官僚」を唱え、人気を博した。しかし、今回の菅政権の各閣僚挨拶には、その一言もほとんどなく、むしろ「官僚の力を借りる」の発言の方が目立った。あの「脱官僚」の熱い絶叫は一体何だったのだろうか。

 

実際、この8ヶ月間政治への信頼を喪失させたのは「官僚」ではなく、民主党そのものである。普天間の迷走は、鳩山政権の「政治家たちのお粗末さ」が要因である。「政治と金」は、文字通り民主党の代表と幹事長の責任であり、「官僚」の責任ではない。

 

今回の「脱小沢」の三文字も「まゆつば」で見た方がよいのではないか。

鳩山政権の大失態である「沖縄」問題に小沢氏は絡んでいない。鳩山氏自身の「政治と金」問題も小沢氏の責任ではない。

「後期高齢者医療制度の廃止延長」も小沢氏が主役ではない。「強権政治」の象徴として議論になった「陳情一元化」「箇所付け」問題も、小沢氏という「虎の威」を借りながら全国で一番はしゃいでいたのは「反小沢議員」が占める岡山県連ではないか。この間の国民の批判を浴びてきた多くは、「反小沢」「非小沢」グループなのである。

 

全てを「官僚」「小沢」の責任にし、自らの誤りを覆い隠す政治家は、余り信頼しない方がよいと私は思う。

 

そして一番大事なことがある。

「脱官僚」と「反小沢」という両方の「3文字熟語」のセンターに位置していたのが、他なら菅直人その人なのである。

このブログ記事について

このページは、takedaが2010年6月 9日 22:18に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「がん対策推進岡山県議会議員連盟」が発足」です。

次のブログ記事は「6月議会一般質問」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。