「おそらく私の記憶では初めてのことだと思います」と切り出した岡山県医師会長の井戸俊夫先生は、「医師会も共産党も深いところでは考えは同じかもしれません」と「国民皆保険制度の堅持」を強調された。
21日、岡山県医師会と日本共産党岡山県委員会・地方議員団の初めての懇談会が開催された。文字どおり「史上初」である。しかも医師会からは役員のほとんどの18人方が参加され、我々も石井ひとみ委員長をはじめ全県から関係する議員など18人が参加した大規模な意見交換会となった。
医師会側からは「日本医師会からの提言」など医療政策が説明され、我々からは「参議院選挙のマニュフェスト」の医療政策を説明。そして、意見交換は、「医療費削減を目的にした在院日数の削減」「後期高齢者医療制度の問題点」「混合診療、医療ツーリズムの問題点」「診療報酬」「窓口負担の軽減」「国保」「健診率の低下」「公立病院」「県北、特に新見・高梁地域の医療過疎」など多岐にわたった。
勉強させていただいた内容は、ここでは省略する。簡単に報告できるような単純な話ではないからだ。一つ一つ精査し、今後の論戦に生かして行きたいと思う。
しかし、これだけは言える。医師会の先生方が「県民の命と健康」に「直接、正面から」向き合いながら考え取り組んでおられることは、本当に敬服に値するということだ。そして「小泉医療改革」のもとで毎年2200億円削減がもたらした弊害を回復させ、「国民皆保険制度」を堅持しようと熱心に取り組んでおられる姿には胸を打たれるものがあった。
「医師会の存在を根本から見直した」と感想を述べた参加者がいたが、失礼な言い方だが、わが党の参加者共通の感想だと思う。
一方、懇談会の準備・段取りの責任者として少し誇りに思うこともあった。わが党の議員の中には、看護師、社会福祉士、医療ソーシャルワーカー、保健師、ケアマネージャなどの資格を持ち、医療・介護の現場で活動してきた議員が多いということだ。後期高齢者医療制度広域連合の数少ない議員もいる。
我々も、「県民の命と健康」に「直接、正面から」向き合いながら考え取り組んでいることに、あらためて誇りと自負を感じることができた懇談会だった。
(懇談会の写真は「いのしし日記」に掲載http://takeda.m-cast.jp/index.html)