趣味: 2009年5月アーカイブ

今年の連休は、各種の行事や雑用に追われ、何処へも出かけれないままだった。唯一の気分転換は例によって深夜の映画館通い・・前述の「レッド・クリフ パート2」を皮切りに、洋画を4本。
 
 まずは、ブラッド・ビッド、ジョージ・クルーニなどの豪華俳優が競演し、CIAの無能振りをを皮肉る「バーン・アフター・リーディング」。
 次は、インド・ムンバイのスラム街から「クイズ」で億万長者に這い上がった若者の愛の奇跡を描く「スラムドッグ&ミリオネラ」。
 そして、アメリカ・ニクソン大統領のウォーター事件をテレビを通じて暴く「フロスト×ニクソン」。
 最後は、トム・ハンクスの「天使と悪魔」。「ヴァチカンの秘密」をテーマにした前作の「ダヴィンチ・コード」に続き、今回はガリレオを題材に「ヴァチカンの秘密」に挑む。
 
 いずれも気分転換には打ってつけの映画ばかり。どれか一度いかがだろうか。

16日、日中友好協会主催で「いまの中国をどうみるか・・映画・漫画を通じて」の講演会が開催された。講師は映画・漫画の評論で有名な石子順さん。
 
 石子さんは、戦前からの「映画・漫画」の日中交流の歴史とともに、最近の映画に見る中国の実情や人間模様を紹介された。これが中々興味深い。
 
 石子さんが紹介したのは、今年日本公開された4本の中国映画。
 一つは、この「いのしし日記」でも紹介したことがある「レッド・クリフ」。「三国志」のクライマックス「赤壁の戦い」を描いたものだが、決して「戦争映画」ではなく、戦争の悲惨さを描き、戦争には勝者も敗者もないことを訴えている。
 
 岡山でも上映された「戦場のレクイエム」は、蒋介石軍と人民解放軍の「内戦」を描いているのだが、石子さんはこれまでのように「解放軍万歳」ではなく、むしろある戦場での解放軍の敗北を通じて内戦の悲惨さを訴えていると評論する。
 
 さらに石子さんは「花の生涯・・梅蘭芳」「四川の歌」を通じて、いまの中国映画の人間の描き方の豊かさを紹介していた。
 
 映画を通じて中国の息吹を感じることが出来て、私の心も久方ぶりに、北京・上海・洛陽・大連などにいる人間味溢れる友人たちのところに飛んでいた。 石子順_1_1_1_1_1_1.jpg

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