地域行事: 2009年5月アーカイブ

「今日で終わりというのは少し寂しいですね」「66日のうち40日ボランティアで通いました」・・第26回全国都市緑化フェアが、66日間の日程を終えて閉幕した。

 参加者もそれぞれ目標を上回り、西大寺には40万人近い参加者だったとのこと。成功の要因は、県や市の担当者の奮闘はもちろんだが、ボランティアの方々の献身的な努力があればこそである。心からお礼を言わせていただきたい。

 私も何回となく通わせてもらったが、会場の花と緑は美しかったが、何よりも3月・4月・5月の花の移り行く色模様こそ見事だった。

 24日の午後、西大寺のメイン会場で開催された閉会式では、来年の開催予定地である奈良県知事へのバトンタッチも行われ、マスコットの「ももっち」から「せんとくん」への引継ぎも出来上がった。

 関係者のみなさん 本当にご苦労様でした。
閉会式.JPG


瀬戸内市牛窓町千手にある弘法寺で5日、鎌倉時代から伝わるという踟(ねり)供養が厳かに行われた。観音菩薩などが浄土から臨終者を迎えに来る様子を演ずる法会で、人が菩薩様の頭の部分をそっくり被って練り歩く儀式は全国でも3つとないといわれている。
 菩薩の面なども鎌倉時代の作といわれ、なかなかの歴史を感じさせる一大絵巻といえる。
 
 40年ほど前に本堂周辺が焼失して以降、永く中断していたが、地元の方々やお寺の関係者の方々のご苦労で復興され10年を経過する。
 
 一見の価値がある行事である。来年も5月5日に開催とのこと。ぜひ足を運んでいただきたい。 ねり供養.jpg

西大寺のバスセンターで「おめでとう!100歳、ありがとう!100年、西大寺鐵道展」が開催されている。
 西大寺鐵道というのは昔風に言えば「観音院駅」(今のバスセンター)から財田経由で「後楽園駅」(今の夢二郷土美術館)までの間を走っていた軽便鉄道のことである。軽便鉄道とは軌道の間が狭く小さな鉄道のことを指すとのこと。「なぜ山陽線と互換性のない軽便なのか」の理由は、西大寺愛郷会の中村美佐雄さんが「西大寺の産業と交通」という冊子に書いている。(後日、紹介したい)
 
 小学生の時代、私たちはこの「軽便」に乗って岡山に出かけたものである。岡山では天満屋百貨店に行き、最上階の葦川会館で子供向けの芝居などを観て、帰りに「洋食」を食べて帰るのが何ヶ月に一回の「最高の贅沢」だった。
 
 軽便は昭和37年、赤穂線が開通する一週間後に廃止になった。鐵道展ではその当時の写真多数公開されており、昔を思い出させてくれ感無量だった。
 
 最後に余談。「軽便」のことを西大寺では「けーべん」と呼ぶ。
「えい」とか「うい」など母音が連続する際、全て「えー」か「いー」と発音する西大寺弁である。「けいべん」は「けーべん」、「だいこん」は「でーこん」、「ながい」は「なげー」、「あつい」は「あちー」、「しぶい」は「しびー」など。
 西大寺弁を蘇らせてくれるのも、この展覧会の「えーところ」である けーべん.jpg

西大寺をメイン会場に開催されている緑化フェア・・5月1日には20万人を超えたとのこと。私も2日にぶらっと立ち寄ってみたが、ごった返すような賑わいだった。
 もちろん人だけでなく、「主役の花と緑」も贅沢なほどに咲き誇っている。

 イギリスの諺に「3月の風と4月の雨は5月の花を咲かせる」というのがある。
3月の風は花粉を飛ばして受粉を促し、4月の雨は植物の成長を促すと言うわけである。

 今年は3月も4月も風と雨が充分だった。「5月の花」を楽しみに、ぜひ会場に足を運んでいただきたいものである。
緑化フェア 5月2日 ②.jpg

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